2012年4月30日月曜日

QUERY PRIVCLASS


2009年の記事移植


q priv でログインしているユーザの特権が表示できる。
特権は、A~Gまであり、特権ランクにより使用できるコマンドがことなる。
初回ログインしたoperatorやメンテナンス用ユーザである、MAINTは
AからGまですべての特権を持っている。


ちなみに、LINUXはGランクがあれば十分です。


A ・・・オペレータが使用するCPコマンド
B ・・・リソース・オペレータが使用するCPコマンド
C ・・・システム・プログラマが使用するCPコマンド
D ・・・スプーリング・プログラマが使用するCPコマンド
E ・・・システム分析者が使用するコマンド
F ・・・サービス技術員が使用するコマンド
G ・・・一般ユーザが使用するコマンド


一時的に権限をつける場合は、SETコマンドで付与可能。
でも一時的なので、ログオフすると消えます。


 set PRIV XXXX B でXXXXユーザからB権限を付与。
 set PRIV XXXX -B でXXXXユーザからB権限を剥奪。


また、権限が複数ある場合は上位権限でコマンドが実行される。


たとえば
q dasd コマンドはB権限とG権限で実行結果が異なる。
B権限はDASDの実storage情報が表示されるが、
G権限では仮想DASDの情報が表示される。


※B権限で仮想DASDの情報がほしい場合は、q v dasd で仮想情報が取れる。


MAINTユーザはAからGまで権限があるので、q DASDコマンドを実行した場合
B権限で実行される。

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