2012年4月30日月曜日

VMware Playerの中にVMware ESXを構築

2011年の記事移植


本当は、VMware ESXiの中に、VMware ESXを入れるつもりだったけど、
boot時になぜか64ビットエラーなるものがでてNG。


CPUはIntel VTに対応している型なんだけど、BIOSで殺してるのかなー。
このブログのサーバなので、停止してBIOSから調査するのは、めんどくさいのでとりあえず保留。
調査に時間がかかりそうだったから、
とりあえず作業用のPCにてVMware Playerが入っているので、VMware Playerで試してみることにした。


※手順はESXiの中に、VMware ESXを入れる手順と同じはず。


まず、VMware Playerで仮想PCを作成する。
条件はCPUが2つ、メモリ2G以上は最低必要。


上記仮想PCにESXのiosファイルを登録して起動し、インストールする。
インストールする手順は通常のESXのインストール手順と同様。


インストールが完了したら、一旦仮想PC上のESXを停止して、以下の定義ファイルを編集する。
テキストエディタでESXの.vmxファイルを開き、次の2行を追記する。
この作業をしないと、VMware Player上のESXでVMを起動することができないため必須となる。


monitor_control.vt32 = “TRUE”
monitor_control.restrict_backdoor = “TRUE”


※一番したの行に追加すればOK


これで、設定は完了。


仮想PCでESXを起動して、VMware vSphere Clientでアクセスする。
VMware vSphere ClientからゲストOSを作成することができる。


ぶっちゃけ超重いっす。。。


以下画像。

VMware ESX IP変更手順


2011年の記事移植


仕事でちょっとIP変える必要がでてきたので、調査と検証。
家ではESXiをつかってるので、ESXは初さわり。


ESXとESXiはアーキテクチャが異なる。
ESXにはRedHatベースのサービスコンソールなるものがあり、
このコンソールを使用してVM Kernelを制御しているようだ。
で、IPアドレスを変更するには、以下のコマンドをサービスコンソール上で実行する。
esxcfg-vswif -i X.X.X.X -n Y.Y.Y.Y vswifZ


Xは変更後のIP、Yは変更後のサブネットマスク、ZはvswifのID


※IP変える場合は、リモートではなくコンソール対面で作業したほうがよい。
 IP変更のタイミングでtelnetなどは切断されてしまうため。


まず、現在の設定を調査する。


[root@vmtest ~]# esxcfg-vswif -l
Name Port Group/DVPort IP Family IP Address Netmask Broadcast Enabled TYPE
vswif0 Service Console IPv4 192.168.30.10 255.255.255.0 192.168.30.255 true STATIC


以下のコマンドで、IPを変更する。30を31に変更
[root@vmtest ~]# esxcfg-vswif -i 192.168.31.10 -n 255.255.255.0 vswif0
Setting IP config
Nothing to flush.


再度確認。
[root@vmtest ~]# esxcfg-vswif -l
Name Port Group/DVPort IP Family IP Address Netmask Broadcast Enabled TYPE
vswif0 Service Console IPv4 192.168.31.10 255.255.255.0 192.168.30.255 true STATIC


これで、IP変更完了。
一旦再起動して、「VMware vSphere Client」からログインする。
※VMware vSphere Clientが起動するまで少し時間がかかった。
 スペックによるかも。


VMware vSphere Clientに変更したIPでログインしたら、
VMに登録してあるゲストOSのIPを変更していく。


職場ではSUSEを使用しているので、YaSTでIPを変更すればOK
ゲストOSを再起動して、telnetでログインできればOK


以上。

eyeOS

2011年の記事移植


System z Solution Edition for Cloud Computingのサンプルワークロードとして採用されたらしいので、ためしに構築してみた。(*´ω`*)
eyeOSに必要なのは、「Apache」、「PHP」なので、仮想化したスペースにインストールしてみた。


以下のサイトでDownload eyeos 1.8.7.1をダウンロード。
http://eyeos.org/en/downloads


ダウンロードしたファイルをサーバに格納して解凍し、URLでアクセス。
インストーラが起動するので、rootのパスワードを入力することで、インストール完了。


※PHPで、SQLite と IMAPが使用できないとメールが使えない旨のメッセージがでる。
# yum -y install php-imap
で、IMAPはインストールできるけど、SQLiteはちょっとめんどくさい。
PHP本体をyamでインストールすると「pecl install sqlite」ではSQLiteはエラーになり、上手くインストールできない。。。゚(゚´Д`゚)゚。

VMwear ESXi4 Client


2010年の記事移植


サーバのインストールが出来たら、クライアントから接続して仮想サーバを構築する。
仮想サーバ事態は、CPU数、メモリ数、DISK容量、ネットワーク設定などを設定して、起動させればあとは普通のPCのインストールと同じ。


ESXi4は準仮想化にも対応しているけど、VMwearの方針としては次世代ではサポートしなくなるかも。
理由はCPUの性能が上がってるし、Intel VTなどの仮想化支援機構が発達してきているかららしい。。


性能的には、完全仮想化よりも準仮想化のほうがパフォーマンスは良いのだけれど。。。
Linuxでは、準仮想化に対応しているのはUbuntuの最新版とか、Kernelのバージョンが2.6.21以降を採用しているものだったかな。
RedHatEnterpriseやCENTOSは2.6.18ベースなので、NGっぽい。(´・ω・`)


※よく分からんのだけれど、18.xxのパッチで対応していないのかな。。?
 ネットで調べると人によってはxenKernel入れればOKみたいな記事あったけど、
 ちゃんと準仮想化で動いてるのかな?
 試してみたけど、boot時のログには、VMI(ESXi4の準仮想化オプション)のログは
 見当たらなかったのだが。。。更なる調査が必要だ。(`・ω・´)

VMwear ESXi4インストール


2010年の記事移植


無料で使えるベアメタルハイパーバイザ。


家のサーバもHDD追加して容量も増えたし、せっかくIntel VT対応CPU(Core2Duo)なので、サーバを仮想化しました。


サーバの構成は、
 CPUはCore2Duo E6200、メモリは3GB
 HDDは1.5TB+SSD80GB
といった感じ。CPUがちょっと弱いけど、余ってるPCなのでまぁ仕方がない。


とりあえず、現状のサーバのバックアップを実施して作業用PCへ退避。
DBと/varのWEB情報。/homeの情報など。6GBもバックアップあった。。。


OSの領域とか、APLの領域は再インストールすることにした。
VMwear ESXi4のインストールはハードウェアが対応していると、すごく簡単にインストールできる。


ただし、ハードウェアの対応状況は非常に少なく、対応しないハードだったら他のハイパーバイザにしたほうが楽。(´・ω・`)


私のPCは対応していたので、10分ぐらいでインストールできた。
ちなみに、HDDはIDEはNGっす。SATAじゃないとNG。


NICもIntelとかのほうがすんなり認識。マイナーどころは認識してくれない。。。
CPUもAMD系は認識しない。。。などなど。。かなりハード選びます。
ESXi4自体はたとえるならBIOS画面みたいなイメージかな。


基本的なサーバの設定とかは、ネットワーク越しに別のクライアントツールを使用して設定する感じ。


ESXi自体のインストール手順は割愛。ググレばいっぱいでてくるし、
ぶっちゃけ、手順なんか必要ないぐらい簡単。(*´∀`*)
※ただし、ハードが対応している場合のみね。(´・ω・`)

mod_Uploaderを使用したUploader構築メモ


2010年の記事移植


mod_Uploaderを使用してuploaderを作成してみた。


mod_UploaderはApacheのプラグインとして動くので、
WEB層で実装したuploaderより性能が非常に高いのが特徴です。


参考サイト
http://acapulco.dyndns.org/mod_uploader/apache.htm


現時点で最新?バージョンのインストール手順を以下公開しまー
そんなに面倒ではない。
※今回はCENTOS5でソースからコンパイルした手順です。
※ソースからコンパイルした後に気がついたけどrpmもあるようなので、
 そっちを使ったほうが楽かな。yumにもあるかも。。
 
作業ユーザはrootで実施。


とりあえず、コンパイルするまえに、必要なモジュールをyumでインストール。
# yum install ImageMagick-c++-devel
# yum install httpd-devel


mod_uploaderをダウンロードする。
# wget http://iij.dl.sourceforge.jp/mod-uploader/30869/mod_uploader-3.0.9.tgz


解凍し、ディレクトリの中に移動
# tar zxvf mod_uploader-3.0.9.tgz
# cd mod_uploader-3.0.9


configureを実行する。
※オプションは任意。
# ./configure –enable-empty-comment –enable-empty-password –enable-remove-unpopular –enable-thumbnail


make、インストールする。
# make apache-module
# make -f GNUmakefile.apache install


これで、インストールまで完了


以下、APL準備手順
※ここからは、サンプルの構築方法
必要なディレクトリを作成。
# mkdir -p /var/www/Up/img
# mkdir -p /var/www/Up/css
# mkdir -p /var/www/Up/js
# mkdir -p /var/www/Up/file
# mkdir -p /var/www/Up/date
# mkdir -p /var/www/Up/thumb
# mkdir -p /var/www/Up/tmp
# mkdir -p /var/www/Up/tmpl/en


作成したサンプルファイルをコピー
# cp /root/mod_uploader-3.0.9/img/* /var/www/Up/img/
# cp /root/mod_uploader-3.0.9/js/* /var/www/Up/js/
# cp /root/mod_uploader-3.0.9/css/* /var/www/Up/css/
# cp /root/mod_uploader-3.0.9/tmpl/en/* /var/www/Up/tmpl/en/


アクセス権をApacheユーザに設定。
# chown -R apache:apache /var/www/Up/*


ここから、uploaderの設定をする。
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf


以下を追加する。


# uploader


SetHandler uploader


UploaderBaseUrl “http://adatmn.dip.jp/xxxxxxx” ←URLを適当に


UploaderDataDirectory “/var/www/Up/date”
UploaderFileDirectory “/var/www/Up/file”
UploaderThumbDirectory “/var/www/Up/thumb”
UploaderTempDirectory “/var/www/Up/tmp”


UploaderFileSizeLimit 102400    ←1ファイルあたりの最大サイズ
UploaderTotalFileSizeLimit 10240000 ←全体の最大サイズ
UploaderTotalFileNumberLimit 1000
UploaderPerPageItemNumber 20


UploaderIndexViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/index.htm”
UploaderInfoViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/info.htm”
UploaderProgressViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/progress.htm”
UploaderDownloadViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/download.htm”
UploaderThumbnailViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/thumbnail.htm”
UploaderAdminViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/admin.htm”
UploaderErrorViewTemplate “/var/www/Up/tmpl/en/error.htm”


Alias /up_img “/var/www/Up/img”
Alias /up_css “/var/www/Up/css”
Alias /up_js “/var/www/Up/js”


ここまで。


最後にApacheを再起動すれば完了
/etc/rc.d/init.d/httpd restart
[OK]
[OK]


以上

RTFM vs STFG

2009年の記事移植
RTFMって最近聞かなくなった。


プログラマーとジレンマを読んでいてRTFMって単語久しぶりに見たけど、
日本では、Read The Fakkin Manualではなく、要は「ググれカス!」が多く使われている。


じゃSTFG(Search The Fakkin Google)ってことかw

[書籍]プログラマーのジレンマ


2009年の記事移植


Linux以外のネタですが、
プログラマーのジレンマ - 夢と現実の狭間 をいまさらながら読んでいる。


内容はデスマーチプロジェクトを足取りを追ったノンフィクション。
もうひとつの「人月の神話」って売り込み文句なんで、買ってみたけど中々面白い。
IT業界の洋書の翻訳にしては日本語の構文は割りとまともで読みやすいが、
1点。。。名詞をそのまま訳してるところが多々ある。。。
「MySQL」は「MySQL」が名詞(商品名)なのに、「マイSQL」って訳してる。。。。
ほかにも、そんなおかしな点がちらほら。。


物語はオープンソースでPIM(統合管理ツール)を作成するプロジェクトを3年にわたってレポートしている。人月の神話と大きく違うところは、彼らには決まった顧客がない。なので、本当の締め切りがない。実際に本書がリリースされるまでに、このソフトはリリースできていない。


開発するチームは天才プログラマといわれているようなドリームチームだが、作成する製品へのこだわりと理想などが入り組み合いプロジェクトはどんどん遅れていく。。。といった感じ。


まぁ第1章から「絶望」ってタイトルだしw
個人的には、第5章の「犬とギークの扱い方」が面白かった。


原題な、長いっすね。。
Dreaming in Code: Two Dozen Programmers, Three Years, 4,732 Bugs, and One Quest for Transcendent Software


直訳すると
「夢のコード: 2ダースのプログラマー、三年の月日、4732のバグと1つの飛びぬけて優れたソフトウェアの探索」


これから何かプロジェクトで作る前に読む本としては、なかなか、お勧めの本だと思います。

zSeries上でのLINUX


2009年の記事移植


zSeries上でLinuxを動かすには、ネイティブ、LPAR、z/VMの上でなければならない。


でも、z890、z990はネイティブ稼動が出来たらしいが、990以降のzSeriesではサポートしていない。


かならず、LPARかVMが必要になる。


ちなみに、対応しているLinuxは商用だとRedHat Enterprise LinuxかSUSE Linux Enterpriseになる。無償だとDebianが対応。


対応状況だとSUSEが一番早いらしい。


※z対応LinuxのカーネルバージョンをみるとSUSEが一番若い


VMもSUSEもドイツで開発が盛んなので、z上のLinuxはSUSEがメインとなっているようだ。

LINUX研修行って来たYO



2009年の記事移植


9/10、11 にzLinuxの研修に行ってきた。(研修価格10万ぐらい。。)


研修のメインはzSeries上で稼動するLinuxの導入と簡単なシステム管理。
個人的にはLinuxの基本的なことは十分理解しているので、zとのデバイス周りにポイントを置いて話を聞いていた。


2日間あったけど、初日の午前中と、2日目の午後後半は為になったけど、
あとは、すべて知ってる内容であまり講義を受ける必要はなかったな。。


どうやら私が知りたいことは、後続の研修コースがメインだったらしく今回受けた研修では軽くしかやらないとのこと。。Σ(゚д゚lll)ガーン
ただ、講師の先生が良い人で、色々デバイス周りや、コース外の質問も答えてくれてなかなか良かったです。
しかも、講師の人が察してくれたのか、せっかく実機使えるので、わかってる内容なら授業聞かないで好きに実機使っていいよって言ってくれたので、色々試すことができた。(*´ω`*)


で、やった内容。
・z上にゲストとして稼動しているLinuxに新規DASDの追加。
・Linux rootログイン不可時の復旧オペレーションなど。


なので、まぁ元はとれたかな。

MINI DISKとDASD


2009年の記事移植


ミニディスクとかDASDとか、メインフレーム経験者じゃないとぴんと来ない単語です。
私は、メインフレーム自体触ったことがないので、ぴんとこなかったですが、
簡単に纏めると以下になります。


・DASD ・・・汎用機(メインフレーム)でのディスク名。パソコンで言うHDDのこと。
・ミニディスク・・・DASDを区分化したもの。PCで言うパーティション単位に分割された区画。



z/VMのネットワーク

2009年の記事移植


ゲストOSをネットワークに接続させるには何通りか手順があるけど、大体VirtualSwitchを使うのかな。


VSwitchとも言いますが、仮想的なLANになります。各ゲストOSにて仮想LANアダプタを定義して仮想ネットワークに接続することが出来ます。


仮想LANが実LANアダプタ(OSAExpress)を通して外部の実ネットワークに接続することも可能です。

z/VMのタスク管理


2009年の記事移植


VMのタスク管理ですが、3つのListによって行われています。
VMにログインした状態ではまず、Dormant List(休眠リスト)にタスクが割り当てられます。


Dormant Listで待機している状態で行う処理が発生すると、Eligible List(適格リスト)へ処理が移動します。


Eligible ListではStorageの確保を行うべく処理は、Listの待ち行列に並びます。Listの先頭で、Storageを確保を行うことができればDispatch List(派遣リスト)へ処理が移動します。


Dispatch Listにて選択された処理は、Dispatch vectorに移動し、プロセッサに処理されます。


処理後は、Dormant Listへ戻ります。


大きい処理の場合は、Dormant Listへもどらず、Eligible Listへ移動し再びStorage確保を行って再処理を行う場合があります。


ちなみにタスク(処理)には重み付けされていて、1から3ランクまで分かれている。


軽い処理(1,2秒のCPU処理時間)
重い処理(1,2秒*6セットのCPU処理時間)
もっとも重い処理(1,2秒*48セットのCPU処理時間)
1の処理はEligible ListからDispatch Listに移動する時間がもっとも小さい。(早い)


3の処理はEligible ListからDispatch Listに移動する時間が最も大きい。(遅い)


※Linuxやz/OSの処理は、3に該当する。


MAINTユーザでの処理などは、1に該当する。

QUERY PRIVCLASS


2009年の記事移植


q priv でログインしているユーザの特権が表示できる。
特権は、A~Gまであり、特権ランクにより使用できるコマンドがことなる。
初回ログインしたoperatorやメンテナンス用ユーザである、MAINTは
AからGまですべての特権を持っている。


ちなみに、LINUXはGランクがあれば十分です。


A ・・・オペレータが使用するCPコマンド
B ・・・リソース・オペレータが使用するCPコマンド
C ・・・システム・プログラマが使用するCPコマンド
D ・・・スプーリング・プログラマが使用するCPコマンド
E ・・・システム分析者が使用するコマンド
F ・・・サービス技術員が使用するコマンド
G ・・・一般ユーザが使用するコマンド


一時的に権限をつける場合は、SETコマンドで付与可能。
でも一時的なので、ログオフすると消えます。


 set PRIV XXXX B でXXXXユーザからB権限を付与。
 set PRIV XXXX -B でXXXXユーザからB権限を剥奪。


また、権限が複数ある場合は上位権限でコマンドが実行される。


たとえば
q dasd コマンドはB権限とG権限で実行結果が異なる。
B権限はDASDの実storage情報が表示されるが、
G権限では仮想DASDの情報が表示される。


※B権限で仮想DASDの情報がほしい場合は、q v dasd で仮想情報が取れる。


MAINTユーザはAからGまで権限があるので、q DASDコマンドを実行した場合
B権限で実行される。

Z/VM CONSOLE


2009の記事移植


以下を覚えておけばおkかな。


Running ・・・vmが動作中または、アイドル状態
MORE… ・・・画面がいっぱいだけど、時間がたつとクリアされる(Pauseキーで画面クリア)
HOLDING ・・・画面がいっぱいだけど、Pauseキーを押さないとクリアされない
VM READ ・・・CMSが入力まち状態
CP READ ・・・CPが入力待ち状態
NOT ACCEPTED ・・・端末のバッファがいっぱい


上記状態はconsoleの右下に表示される。

CP FIRST BOOT とユーザ切り替え


2009年の記事移植


z/VMでFirst BootするならIPL時にcold drainを指定する。
同時に、未設定状態でゲストOSが起動することを防ぐために、noautologを指定すると
幸せになれます。


2回目以降の設定が完了している段階は、warm(wでおk)で起動です。
z/VM起動時はオペレータユーザが起動します。


オペレータユーザは起動用なので、他のユーザに切り替えるためにdisconnectします。
コマンドはdiscでもおk


ちなみに、ログオフコマンドもありますが、
ログオフすると、ログオフしたユーザのz/VM上で稼動しているゲストOSは、
無くなります(ダウンします)。


ディスコネクトした場合はゲストOSはコンソールから切り離されるだけで、
バックグラウンドで稼動してます。


再接続したい場合は、logonこまんどでログオンし、コンソールがCP READになった状態でBeginコマンドを入力すればおk

DIRECTXA


2009年の記事移植


ユーザディレクトリにある、user directはテキストフォーマットです。
しかし、CPはテキストフォーマットの情報を参照すると言うよりは、
参照しやすいオブジェクト方式(バイナリ)に変換されたものを参照しています。


そこで、directxaコマンドを実行するとテキストからオブジェクトへ変換してくれます。


 フォーマット:directxa USER DIRECT


※USER DIRECTはfileIDなので、USER DIRECTという名前で登録していれば、省略可能っす。


directxa実行後のオブジェクト情報は510RES領域へ格納され、
プライマリとバックアップの2領域に分けられて保存される。

ユーザ・ディレクトリ


2009の記事移植


ゲストOSはユーザディレクトリにある、user directに登録します。
※ファイル名は変更できますが、あまり変える人いないかも。
z/VMはuser directファイルに、z/VM上で稼動するゲストOS名を定義することで管理する。


各ゲストOSはz/VMに指定したユーザIDとパスワードを使用してログオンします。
※z/VMではUNIXやLINUXと異なりログインではなく、ログオンと言うようです。
 ちなみに、Windowsはログオンだった記憶が。。


z/VMをインストールするとこのユーザディレクトリがMAINTユーザの2CCという区画(ディスク上のパーティション)に作成されます。
※2CCの区画のことをミニディスクってz/VMでは言ってます。


登録されている初期IDはMAINTなど運用に必要なユーザが最初から登録されているようですが、z/VM上で稼動させるゲストOSはユーザIDを追加しないといけません。



CPとCMS


2009の記事移植


CP(Control Program)はz/VMのOSです。
CPの役割は主に「資源管理」、「シミュレーション」です。


・資源管理は、ゲストOSからの要求(ハードウェア資源使用)を効率よく処理します。
・シミュレーションはゲストOSの仮想ハードウェアに対して実ハードウェアと同様に使えるように処理する。


CMS(Conversational Monitor System)はz/VM上で稼動するOSです。
ゲストOSの設定とか行えて便利。強力なエディタであるXEDITを有している。
CMSはゲストOSが稼動する前に起動し、ゲストOSの稼働環境をセットアップしたりします。


ちなみにゲストOSがブートするとCMSはゲストOSに上書きされて消えちゃいます。



z/VMの仮想記憶域


2009年の記事移植


ちょいギークな知識。


実記憶域、拡張記憶域は先に説明したとおりだが、
実はVMにもスワップ領域(高速なDISKにスワップアウトできる)みたいなのがある。
で、これらメモリのことを「仮想記憶域」って呼ばれているんだけど、
z/VM上で動く仮想OSの仮想記憶域の合計は最大16 Exa byte!!!!!


Exa(エクサ)です。。2の64乗。K→M→G→T→P→Exaです。


えー最近のHDDサイズは最大でも2TBなので、メモリでExaって・・・・・
とまぁとてつもなく大きい領域なのですが、
まぁ諸事情でz/VMサポートサイズは8TBとなってます。なので16Exaは理論値ってこと。


そのうち、ハードウェアが進歩したらExa時代がくるかもね。。


速度の話
実記憶域→拡張記憶域アクセスする場合、10の-6乗秒(マイクロ秒)です。
拡張記憶域→SWAPまたは、SWAP→実記憶域(要はページイン、ページアウト)は
10の-3乗秒(ミリ秒)ぐらいかかる。


実記憶域→拡張記憶域アクセス1秒のメモリ処理があった場合、
同様な処理をSWAPとやると、約16分・・・orz



z/VMのCPUとメモリ


2009年の記事移植


プロセッサーユニット(PU)はCPとIFLぐらい覚えておけばとりあえずOKかな。
CPは汎用的用途だけど、ライセンス料金など、もろもろお金がかかる。。。
IFLはLinux向けのPU。でもハード的にはCPと同じ。
こっちはLinuxとVMの一部の機能しか実行できないので、料金が安い。


メモリ
実記憶域(メモリ)と拡張記憶域(高速なページング用ハードウェア)
実記憶域はz/VM5.2で128G。5.3で256Gサポート
拡張記憶域は実記憶域の1/4ぐらいを設定するのがベスト!


※ちなみに、z/VMではメモリのことをストレージって言います。
なので、マニュアルとかでstorageってあるところはメモリのことであり、
DISKのことじゃないっす。。。



VMの歴史

2009年の記事移植

仮想化って1960年ぐらいに誕生してる。CP-67とかの時代。


1972年にVM/370がリリースされててVMって名前が付き始めてる。
で、1980年ぐらいにでたVM/HPOで実メモリが16Mから64Mサポートできてたってレベル。


z/VMの64ビット版が2006年リリース。割と最近の話。
で、
1980年~1990 年代ごろ、クライアントサーバなどの分散型コンピューティングが普及したため、


仮想化市場は事実上壊滅。。。


再度VMが注目されるのは、Linuxが普及し始めてから。


ちなみに、z/VMはドイツあたりで研究、開発されているようだ。

z/VM


2009年の記事移植


zSeries(最近はSystemZ)で使われている仮想化アプリ


バージョンは5.4が最新かな。私は5.2を使ってるけど。。。
※2012年現在は6.2が最新。5系は5.4が最新だね。


7月ごろに6系の製品リリース情報があったから、次世代のz(z10)には6系が乗るのかな。


z/VMは、「ベアメタルハイパーバイザ」タイプであるめ、ハードウェア上にz/VMが直接動く。


まぁcpっていったり、cmsって言ったりもするけど。。。


※cpもcmsもz/VMのOS的な役割を持っている。

仮想化アプリ


2009年の記事移植


最近仮想化周りを調査してるけど、多いね。。仮想化ソフト。。


一番有名なのは、VMwareかなー


VMware  ・・・VMware社作成
xen     ・・・XenSource社作成(Citrix Systems社が買収)、ちょっと前までREDHADが推奨してた。
Hyper-V  ・・・Microsoft社作成
VirtualBox ・・・Sun社作成
z/VM    ・・・IBM社作成
KVM     ・・・Qumranet社作成(REDHADが買収) Linuxカーネルにマージ済み


色々あるけど、個人的に注目はKVMかな。今はzSeries使ってるからz/VMを勉強中

xedit


2009年の記事移植


今日も研修だった。z/vmは大体理解できたけど、
xeditが使いにくい。。。Linuxに慣れすぎてるから余計に使いにくい。。。
xedit自体は便利な機能多いから、なれればかなりよさげ。


xeditってundo機能ってないのかなー
行削除のときのundo(RECover n)はあったんだけど、それ以外できなさそうなので。。。。
※講師の人もできるかどうかは忘れたっていってたしww
⇒できるようですw


ちなみに、viだとundoは「u」。redoは「.」。
xeditの基本的なマニュアルはIBMのサイトで公開されている。


z/vm 5.2だと以下。
http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/pdf/d8864571.pdf

研修

2009年の記事移植

IBMの研修を受けにいってきたー
研修はzの入門だったのだけど、入門過ぎてイマイチだった。。。8万は高すぎだろ!
明日も研修だ。。。。明日の内容に期待。
ちなみに、来週はzLinuxの研修がある。こっちはちょっと楽しみ。

テスト!

HelloWorld!