2012年5月1日火曜日

z/VMの運用(Wakeup)についてまとめ


・WAKEUP コマンド
指定されたイベントが起こるたびにイベント・ドリブンの仮想計算機 (通常は、切断されたサービス仮想計算機)の待ち状態条件を終了することにより、その仮想計算機の始動を制御する。
WAKEUPイベントは、WAKEUPのオプションパラメータで指定可能。待ち状態を終了するWAKEUPイベントには、次のものがある。
・ 時刻 (日付または曜日を含む) の引き渡し 
・ 読取装置ファイルの存在または着信
・ 仮想計算機通信機能メッセージの着信
・ (CP SMSG) からの特別メッセージ機能メッセージの着信


ーーマニュアル抜粋ーーー
The WAKEUP command controls the startup of an event-driven virtual machine (typically a disconnected service virtual machine) by ending its wait state condition whenever a specified event occurs. WAKEUP events can be specified using optional WAKEUP parameters. WAKEUP events that may end a wait state include:
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WAKEUPからの戻りコードにより、どのWAKEUPイベントが起こったかが示されるようだ。


・z/VMで定期的なコマンド実行方法
Wakeup Tableに日時、曜日指定して定期的にz/VMのコマンドを実行可能
要はLinuxのcrontabみたいな感じ。

1〜      10〜           19〜    28〜255桁まで
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M-F       08:00:00  05/01/12  CP XAUTOLOG LINUX1
05/01/12 08:55:00  05/01/12  CP SHUTDOWN REIPL 

フォーマットは次のような感じ。
 date time stamp command

date (日付)、time (時刻)、および stamp (スタンプ) の各フィールドだけチェックする。 WAKEUPはこれらのフィールドを使って、レコードを今日実行すべきかどうか、レコードを処理する時刻、およびレコードを最後に実行した時期を判別する。


参考


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